フィレンツェ観光で一度は訪れてみたい場所のひとつが、フィレンツェ中央市場(Mercato Centrale Firenze)。
フィレンツェらしい食材やお土産を探したり、いろいろなイタリア料理を食べたりできるので、観光の途中に立ち寄るのにもぴったりの場所です。
今回は子連れでフィレンツェ中央市場を訪れてきました。
1階には食品系のお土産が並び、2階にはパスタやピザ、パニーニなどを楽しめるフードコートがあります。
ただ、実際に行ってみると「思っていたより暑い」「日本のフードコート感覚で買うと意外と高い!」など、行ってみて初めて分かることも。
この記事では、フィレンツェ中央市場の様子と、実際に訪れて感じたこと、さらに市場の近くで見つけたトスカーナの伝統菓子までご紹介します。
フィレンツェ中央市場とは?お土産探しも食べ歩きも楽しめる市場
フィレンツェ中央市場は、フィレンツェ観光の際に立ち寄りやすい大きな市場です。
市場というと、生鮮食品や食材を販売している場所をイメージするかもしれませんが、フィレンツェ中央市場ではお土産探しから食事まで楽しむことができます。
特に観光客にとって便利なのが、1階と2階で楽しみ方が大きく違うこと。
1階ではイタリアらしい食品のお土産を探し、2階ではフードコートで食事をする、という楽しみ方ができます。
1階はイタリア土産探しにぴったり!食材系のお店がずらり


1階には、オリーブオイルやトリュフ、パスタ、ドライフルーツなど、食品系のお土産を販売するお店がたくさん並んでいます。
イタリア旅行のお土産というと、ワインやお菓子などを思い浮かべますが、こうしたイタリアならではの食材を探すのも楽しいもの。
パスタひとつとっても種類が豊富なので、料理好きな人なら見ているだけでも楽しめると思います。
「イタリアらしいものをお土産にしたい」という方には、1階は特におすすめです。
2階はフードコート!パスタからジェラートまで楽しめる








2階に上がると、雰囲気がガラッと変わります。
こちらは、いろいろな飲食店が集まったフードコートスタイル。
パスタ、ピザ、惣菜、サラダ、パニーニなどの食事系メニューから、ジェラートやドーナツなどのデザートまで、たくさんのスタンドが並んでいました。
好きなお店でそれぞれ料理を購入し、テーブル席で自由に食べるスタイルなので、家族で訪れてもそれぞれ好きなものを選べるのが便利です。
「ピザが食べたい人」「パスタが食べたい人」「軽くサラダだけ食べたい人」など、好みがバラバラでも問題ありません。
子連れにも便利!子供用チェアも用意されています

子連れで訪れる場合に気になるのが、子供が座れる場所。
2階には子供用チェアも用意されていました。
子供と一緒に食事をする際には、こうした設備があるだけでも助かります。
我が家のように子連れでイタリア旅行をする場合、レストランだけでなく、こうしたフードコート形式の場所も選択肢に入れておくと便利だと思います。
フィレンツェ中央市場を訪れて感じたこと|夏の暑さと移動には注意
ここからは、実際にフィレンツェ中央市場を訪れてみて感じたことです。
観光情報だけを見ると分からない、ちょっとした注意点もありました。
夏の中央市場はかなり暑い!エアコンはありません

今回訪れたのは8月。
まず気になったのが、暑さでした。
中央市場にはエアコンがありません。
2階のフードコートには扇風機がありましたが、人が多いこともあり、かなりの熱気。
正直なところ、「涼しい場所でちょっと休憩」という感じではありませんでした。
イタリア旅行中は、涼める場所がスーパーマーケットか車の中くらいしかなかったような気がします。
日本の夏ももちろん暑いですが、冷房の効いたお店や施設が多い日本と比べると、イタリアの夏は「どこで涼むか」を考えてしまうほどでした。
イタリアの夏、子連れ旅行で気になった「暑さ」と「蚊」
幸い、主人の実家は北イタリアなので、朝晩はそこまで暑くありませんでした。
それでも暑さを避けるためには窓を開ける必要がありました。
ところが、イタリアの家では網戸がない窓も。
窓を開ければ、当然ながら蚊も入ってきます。
そして朝起きると……
体温の高い子供たちは、蚊の餌食に。
これも今回のイタリア滞在で印象に残ったことのひとつです。
「イタリア=夏でもカラッとしていて過ごしやすい」というイメージがあるかもしれませんが、夏の旅行では暑さ対策も考えておいたほうがよさそうです。
2階へ行くエレベーターが見つけづらかった
もうひとつ、子連れで気になったのがエレベーター。
2階のフードコートへ行く際、エレベーターの場所が少し分かりづらく感じました。
小さな子供連れやベビーカーを利用する場合は、階段だけでなくエレベーターの場所もあらかじめ確認しておくと安心です。
フィレンツェ中央市場のフードコートは高い?日本の感覚で買うとびっくり
そして、実際に利用してみて驚いたのが価格です。
これは中央市場のフードコートに限ったことではありませんが、イタリアで外食をすると、日本のレストランに慣れている私たちにとって、全体的にとても高かったです。
日本のフードコート感覚で注文すると予想以上の金額に
日本のフードコートというと、比較的リーズナブルに食事を済ませられるイメージがありますよね。
その感覚で中央市場のフードコートを利用すると、
「えっ、こんなにするの?」
と驚くかもしれません。
例えば、サラダが10ユーロ。

2026年9月3日時点の為替レートで換算すると、約1,800円です。
もちろん日本でも高級なサラダはありますが、「市場のフードコートでサラダを買う」という感覚で考えると、なかなかのお値段。
家族であれこれ購入すると、あっという間に結構な金額になります。
イタリアのピザも年々値上がりしている
イタリアのピザ屋というと、
「安くておいしいファストフード」
というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
私も以前は、イタリアならピザは比較的安く食べられるという印象がありました。
ところが、こちらも年々値上がりしているように感じます。
今年の帰省時には、ピザ1枚10ユーロ前後のお店が多くなっていました。
もちろんお店や場所、具材によって価格は違いますが、「イタリアだからピザは安い」と思って旅行すると、予想以上の出費になる可能性があります。
フィレンツェ中央市場に限らず、イタリア旅行では外食費を少し多めに見積もっておくと安心です。
中央市場の近くで発見!トスカーナの伝統菓子「スキアッチャータ・コン・ルーヴァ」
フィレンツェ中央市場を出たあと、少し歩いていると気になるパン屋さんを発見しました。
そこで見つけたのが、トスカーナの伝統菓子、
Schiacciata con l’uva(スキアッチャータ・コン・ルーヴァ)
です。
日本語では「ブドウのスキアッチャータ」と呼ばれます。
市場を出て少し歩いたところにあるパン屋「Forno」

中央市場を出て少し歩くと、パンや焼き菓子などを販売している「Forno」があります。
そこで店頭に並んでいたのが、たっぷりのブドウが使われたスキアッチャータ・コン・ルーヴァ。
見た目からしてとても素朴で、いかにもイタリアの地方菓子といった雰囲気です。

9月〜10月の伝統菓子?8月でも店頭に並んでいました
スキアッチャータ・コン・ルーヴァは、ブドウの収穫期に合わせて作られる、トスカーナの伝統的なお菓子。
9月から10月頃の季節限定のお菓子と聞いていたのですが、今回訪れたのは8月。
それでも、すでに店頭に並んでいました。
お店の人に聞いてみると、なんとお店の一番人気商品とのこと。
これは食べてみるしかありません。
ジューシーなブドウがたっぷり!スキアッチャータ・コン・ルーヴァを食べてみた
実際に食べてみると、ブドウがとってもジューシー!
ブドウの果汁が生地に染み込んでいて、素朴ながらもブドウのおいしさをしっかり感じられるお菓子でした。
私はイタリアの甘いものなら、ティラミスやマリトッツォ、ジェラートのほうが好きなのですが、旅行中はその土地の名物グルメを食べると決めているので今回、トスカーナの伝統菓子であるスキアッチャータ・コン・ルーヴァも食べることができてよかったです。
旅行では、普段なら自分から選ばないようなものを食べてみるのも楽しみのひとつですよね。
フィレンツェ中央市場はこんな人におすすめ
フィレンツェ中央市場は、イタリアらしい食材を見ながらお土産を探したり、いろいろな料理を一度に楽しんだりできるので、フィレンツェ観光の途中に立ち寄るには楽しい場所だと思います。
特に、
- イタリアの食品系のお土産を探したい
- フィレンツェでいろいろな料理を食べてみたい
- 家族それぞれ好きなものを選びたい
- 市場の雰囲気を楽しみたい
- トスカーナならではの食文化を楽しみたい
という方にはおすすめです。
一方で、夏はかなり暑いこと、フードコートだからといって必ずしも安いわけではないことは覚えておいたほうがよさそうです。
子連れの場合は、暑さ対策をしっかりして、無理のないスケジュールで訪れるのがおすすめ。
そして中央市場を訪れた際には、ぜひ周辺のパン屋さんもチェックしてみてください。
タイミングが合えば、今回私が出会ったような、季節限定のトスカーナのお菓子に出会えるかもしれません。
フィレンツェ旅行では、有名な観光スポットだけでなく、こうした名物グルメを探してみるのも楽しいですよね。








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